今月も開封頂き、有難うございます。シャフトの鈴木です。
先日、初めて熱中症になりました。美味しくないはずの経口補水液がゴクゴク美味しく飲める状態で、39度を超える発熱・寒気・激しい頭痛と吐き気に加え、汗が出なくなりました。
役に立ったのは、クールネックリングの中でもアイスノン製。首につけるだけで18℃の冷たさが続くという高性能な商品で、長時間首周りを冷やしてくれます。他に28℃前後で凍結するタイプの商品も試しましたが、私の場合は熱中症の症状が強く、その程度の冷却では全く効果を感じられませんでした。これからの猛暑日は少ないかも知れませんが、家の中で私は発症したので、皆さまもお気をつけ下さい。(エアコンがあまり好きではないので、窓を開けて寝ていたのが原因でした)
さて、今月のテーマは「損保ランキング作業で感じた業界トレンド」です。
依頼されたのは、自動車保険と火災保険で、通販系の保険も評価対象でした。
まず自動車保険に関しては、近年、通販系商品の設計が代理店型商品に近づいてきており、補償内容やサービス面での差が縮まりつつあります。一方、代理店型商品の中でも、メガ損保の子会社が提供する商品については、損保ジャパンを除き、いずれも比較的「廉価版」といえる商品構成となっていました。
損保ジャパンは「おとなの自動車保険」という対象を明確に絞り込んだ商品を展開しています。同居の子どもは運転しないけれど、友人が運転するというパターンなら、おそらく最安値かなと思われます。
また、メガ損保系の商品よりも中堅損保や通販系の方が、かつてメガ損保が提供していた割引制度を継続していたり、使用目的区分(業務用/通勤通学用/日常レジャー用など)を廃止するなど、商品に独自性を出す努力が見られました。
火災保険については、メガ損保が築古物件の引受けに対して消極的な姿勢を強めていますが、中堅損保では免責金額の設定を比較的緩やかにするなど、柔軟な対応をされています。
一方、メガ損保では、新築で水災リスクが低いなど「優良物件」とされる条件を満たす住宅に対しては、通販系よりも保険料を抑えて提供する傾向が見受けられます。ただし、築25年経過すると免責金額の引上げや築40年を経過すると引受けそのものが厳しい会社が出始めています。
また建物の保険に関しては、昨今の不正請求への対応として、復旧義務(修理をしないと保険金が支払われない)が必須化する会社が増えています。
来月は、生命保険のランキング評価をおこなうので、トレンドが掴めたらメルマガで書きたいと思います。
お楽しみに!