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≪第72回≫:
内水氾濫体験記

令和8年熊本地震および令和8年8月13日からの大雨に伴う災害により、災害救助法が適用された地域の皆さま、そして被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

鈴木は8月13日の大雨の際、JR内房線に乗車しておりました。

自宅最寄り駅まであと2駅というところで、線路内への土砂流入を感知したため、緊急停止。

電車内で小一時間ほど待機することになりましたが、土砂の撤去が完了したとのことで運転が再開され、18時には無事帰宅することができました。

帰宅したときには傘も必要ないほどでしたので、今思えば本当に運が良かったと思います。

ところが、その後は「災害級の大雨」という市からのメールがひっきりなしに届き、実際に窓に打ち付けるような激しい雨と、連続する雷。

19時には高齢者等避難のための避難所が開設され、21時には避難指示が出され、市内にも次々と避難所が開設されました。

Xを見ると、JR蘇我駅東口が水没しており、自衛隊に帰宅困難者の救出要請が出されたことも知りました。

朝まで雨の音がすごく、ほとんど眠れない夜を過ごしました。

被災地にはお客様も複数いらっしゃるのですが、火災保険の担当は私ではないこともあり、現在は車の水没対応がメインとなっています。

今回、身をもって「内水氾濫」の恐ろしさを思い知りました。

水没した蘇我駅東口は、千葉市のハザードマップを見ても内水氾濫のリスクが示されておらず、広域避難場所も設定されていました。

ところが、その避難場所へ向かうまでの道が、腰の高さまで水につかっている状態だったそうです。

イメージとしては、蘇我駅西口のほうが海抜が低いため、洪水になるなら西口側だろうと思っていました。

そのため、東口は完全にノーマークでした。

蘇我駅周辺のアンダーパスでは、車両が完全に水没し、亡くなられた方も出ています。

また、区画が一つずれているだけで、まったく被害を受けていないエリアも多くありました。

今回のことを目の当たりにして、水災補償を外して火災保険に加入することは、やはりおすすめできないと強く感じました。

もちろん、水災を付けると保険料が大きく変わるため、「外したくなる」という気持ちも分かります。

実際に「こんなの払えないよ」と言われたこともあります。

ただ、メガ損保では長期契約でも月払い・分割払いが可能ですし、AIGも対応しています。

保険料の負担感を抑えながら、水災補償を付ける方法もあります。

「線状降水帯」という言葉は知っていましたが、今回、自分自身がその雨を体験し、恐ろしい一夜を過ごしました。

今回はたまたま被災しなかっただけなのかもしれません。

実際、あと1時間、都内を出るのが遅かったら、私自身も帰宅困難者になっていたと思います。

これから台風シーズンはまだ続きます。

皆さまもどうぞお気を付けてお過ごしください。

そして、この機会にぜひ一度、火災保険の補償内容もチェックしてみてください!

※本メルマガ内容は、2026年8月21日配信時点の情報です。